ジョン・ゴントナーの酒の本。彼の酒の本は英語の本の方が真剣勝負の感があります。しかし何れにしろ彼の酒に対する情熱は並大抵じゃありません。彼がどうしてそこまで酒にはまってしまったのか?それは知る由もありませんが、聞くところではお友達がクリスマス・パ−テイ持ってきた吟醸酒があまりにも美味しいのでビックリしたからだとか。酒と日本に取り付かれた男。それがたまたまアメリカ人だったというだけです。
でも、アメリカの酒事情はこの本にあるほど単純じゃありません。難しいそして複雑な事情が沢山あると思います。アメリカの都会人は日本の都会人と同じで流行に敏感ですが、アメリカの一般人は日本の一般人よりずっと保守的です。こうした事情について触れると、アメリカでお酒が流行っているという主張に水を差すようですが、現実として受け止めるべきことと思います。日本酒はやはり国内消費を押し上げてこそ、海外で認められるものとなるのではないでしょうか?
日本酒は日本が世界に誇れる文化!おすすめ度
★★★★★
今まで自分が持っていた日本酒のイメージを180°変えてくれました。普通、日本酒と想像するとオジサンが飲むお酒で、ワインはお洒落なお酒というイメージが強くなっていますが、海外の大きな都市(New York,etc)では日本酒を飲む事がお洒落になってきています。その理由はワインに引けをとらない程、人によってはそれ以上に、口当たり・味・テロワールが良い日本酒には存在するからなのです。日本人であれば、お酒を飲む人、飲まない人、関係なしに日本の文化の一部として読んでもらいたい本です。それと、この本はユニークな著者がどのように日本酒と出会い学んでいったかがベースとなっていますので、あっという間に読めてしまいました。
侮れない良い本ですおすすめ度
★★★★☆
著者がアメリカ人という事だけで判断してしまうともったいない本です。好きなものには国境はない、情熱と熱意は同じなのだと感じさせてくれます。好きな日本酒の為ならば朝の4時起きも嬉々として苦にしない著者の姿勢と、日本人でも意外と知らない日本酒の種類や製造方法などもわかりやすくのっています。日本酒に興味がでてきたという方やそこそこ飲むけどあまりよく知らないという方もそして雑学としてという方にも楽しめる本だと思います。唯一の欠点といえば、読み終わった後はついつい日本酒で一杯と思ってしまう事でしょうか。
概要
味に関しては大雑把な「アメリカ人」と、世界のお酒の中でも、その緻密さでは横綱格の「日本酒」の取り合わせは面白い! ジョン・ゴントナー氏はアメリカ人であるが日本酒評論家ベスト3に入るか、というくらいの日本酒博士なのです。欧米各国のメディアを通して「日本酒」についての語り本を何冊も出版するという大活躍ぶり。そんなジョンの「日本語」初めての本がコレ! 日本酒を日本人よりも愛し、我々のアプローチとは違う視点で語る「噺」は時に我々を感動させ、時にはそのウィットに微笑んでしまいます。主な内容…■酒を仕事にする決意 ■日本酒鑑評会での恥ずかしい事件 ■リーデル社のつくった吟醸グラスとは!? ■イギリス人の蔵人発見! ■利き酒コンテストで優勝する秘術 ■僕の晩酌…etc
内容(「BOOK」データベースより)
日本酒に「先入観」のないアメリカ人・ジョンの語る「日本酒の話」、まっさらな白い紙に、全く新しく書かれた文字のように鮮烈で、スイスイと体に入っていく。まるで美酒のように…。
内容(「MARC」データベースより)
アメリカ人初の日本酒評論家が、日本酒の魅力を語る。日本酒に「先入観」がないからこそ、日本人とは違った角度で見れる日本酒の話が満載。巻末付録にアメリカでの日本酒ラベル、日本酒の造り方を付す。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ゴントナー,ジョン
1962年アメリカ・オハイオ州生まれ。1988年文部省JETプログラムの英語教員として来日以後、電子エンジニアを経て日本酒ジャーナリストに。英字新聞「Japan Times」に日本酒のコラムを8年間連載。月刊メールマガジン「Sake Newsletter」を発刊。これまでに海外・国内のさまざまな雑誌に日本酒に関する記事を寄稿している。また定期的に在日外国人のための日本酒セミナーも開催。「日本酒輸出協会」(SEA)に参加し、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ各地における日本酒の世界進出にも力を注ぐ。講演活動も継続的に行い、これまでにハーバード大学、コロンビア大学、北米各地の日米協会などで講演会を開く