茶懐石を作るなんて、到底無理だと思っていましたが、この本に出会い、やってみようかなという気持ちになりました。 家庭で、しかも工夫次第では自分ひとりで作れるコツが書かれてあります。身近な素材の工夫の仕方、下準備の仕方、簡略化の方法が紹介されています。 プロみたいに作ろうとするのではなく、家庭料理の延長でありながらも、決まりごとにのっとってアレンジすればよいことがよくわかりました。 懐石風の盛り付けのコツなども載っていて、普段の料理にも役に立つと思います。
現代茶懐石料理の決定版おすすめ度
★★★★★
敷居の高い茶懐石料理を、簡潔に分かりやすく、忙しい現代人に合わせたレシピで構成。和食のおもてなし料理本としては勿論、簡単で、体に優しいのヘルシーな食事は、介護食や共働き世代にも参考になる事ばかり。しかも、美味な取り合わせばかりです。魚食の大切さは、昨今も叫ばれていますが、簡単に美味しく、食べあわせを紹介している点で本書は白眉です。
結婚祝いや、プレゼントに是非、おすすめです。気が利いている、と感謝される事間違いなしです。
概要
茶懐石は日本のもてなし料理の基本。材料はスーパーなどで手に入るものばかりを使い、家庭で作りやすく、茶事以外のもてなしにも生かすことのできる簡単な懐石料理を紹介する。
著者略歴
米村 峯司
1948年京都市山科に生まれる。京都・大阪で修業ののち、1988年、「自由が丘だいこんや」開店と同時に上京、料理長に就任し、現在に至る。表千家流で毎月1回の稽古茶事の懐石を13年手がけるほか、懐石の出張も行う。辻クッキングスクール講師